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シンガポールでの投資規制と公共の場における法規制

アジアビジネスレポート シンガポール
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2013年10月15日

シンガポールの外資に対する規制は他アジア諸国と比較してもハードルは高くありません。数ある業種(電気ガス、メディア、ビールやタバコの製造、金融等)の規制やライセンス取得条件を除いては独資の参入が認められていることから、外資参入を誘致しており、ビジネスがしやすいという印象があります。

シンガポールに進出するメリットは以下のものがあります。

1.政治が安定しており、政府が効率的かつクリーン
2.安定的かつ信用できるビジネスインフラ
3.公用語の中でも英語が重視され、ビジネス言語となっている。
4.法人税率が17%と低く、キャピタルゲインが非課税である。
5.親日家が多く、日本・日本人に対して好意的でビジネスがやりやすい。
6.労使関係が安定している。
7.会社設立が容易で、100%独資(個人株主・会社株主)が認められている。

一方でシンガポール国内での規制は数多くあり、生活する上で気をつけなければ、厳しく罰せられるので、今回はその一部をご紹介いたします。

シンガポールでは電車や駅、街中でPenaltyの掲示版が至る所に貼られています。バスや電車での飲食、喫煙、公共の場でのゴミ捨て、他人種に対する侮辱などは、罰則の対象として罰金や禁固刑などの処罰があります。シンガポール特有のドリアンの持込も禁止されており、見つかると$500の罰金を支払うことになります。これはあくまでもマナーを持つという意図で設けられております。

また自動車も厳しく規制されております。狭い国土で自動車の量を抑える為にシンガポールはERP(Electronic RoadPricing)を設けています。例えば、タクシーに乗って都内を走行したら、支払い時にメーターより高い料金を請求されることがシンガポールではあります。ラッシュ時間になると、都内を走る自動車に対し、ERPゲートを通ると課金されるシステムとなっており、2~6ドル近く支払うことで、混雑時に自動車が流入する制限として設けられています。また、自動車購入する際にCertificate of Entitlement(COE)、保有許可証、いわゆる購入の権利券を取得しなければならず、排気量によって575万円~610万円近くのCOEを支払わなければならない。

上記はまだ一部の例に過ぎないのですが、生活やこれからシンガポールに進出し事業を行う上で規制が該当しないかの事前確認は自己責任となるため知っておくことが重要となります。

Tokyo Consulting Firm Co., Pte. Ltd.
和久井 洋子

以上


※)記載しました内容は、作成時点で得られる情報を基に、細心の注意を払って作成しておりますが、その内容の正確性及び安全性を保障するものではありません。当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても情報提供者及び当社(株式会社東京コンサルティングファーム並びにTokyoConsulting Firm Co., Pte.Ltd.)は、一切の責任を負うことはありませんので、ご了承くださいませ。

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