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外商投資企業の中国税関AEO認証に対する誤解と怠慢(下)

中国ビジネスレポート 法務
劉 新宇

劉 新宇

有料

2017年7月26日

Ⅲ.中国税関へのAEO認証申請手続

1.認証申請及び再認証手続

AEO認証の申請手続は、主に認証準備、認証審査、認証結果の3段階を含む。認証審査の期限は通常、税関が企業から書面による認証申請書の受領から90日以内で(特殊な事情が存するときは、税関において30日の延長をすることができる)、すなわち税関は前述した期限内において認証決定を下し、「認証企業証書」又は「認証企業管理不適用決定書」を発しなければならない(申請企業は不服する場合において、行政再議又は行政訴訟を提起することができる)。しかし、企業において注意を要するのは、信用等級認証の過程において関連規定に基づき規範化・改善を行いうる項目につき、税関が企業に対し規範化・改善を認める点である。この規範化・改善の期間は税関が定め、最長でも90日を超えることなく(通常は30日)、この規範化・改善は認証審査の期間に算入されない。これにより、認証手続が円滑に進むか否か、審査にどの程度の時間を要するかは、企業の事前準備の状況、関連認定基準に対する理解の正確性に極めて大きく左右される。主要な申請手続の流れについて、AEO高級認証企業を例にまとめてみると、下図のようになる。

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