各紙は8月19日に人民銀行の周小川行長が受けたインタビューの概要を掲載するとともに、人民日報海外版2013年8月21日は、この解説記事を掲載している。本稿ではこの概要を紹介する。

１．人民銀行周小川行長インタビュー（8月19日）
記事は断片的であるので、ここでは新華網北京電2013年8月19日と証券日報2013年8月20日の記事をもとに、内容を復元する。

・現在の経済成長7.5％前後は、正常な水準である。中国の経済成長の内在的動力は強く、引き続き滑り落ちるような情況は出現しない。
我々は1つの均衡点を探し当てた。この均衡点は、経済の比較的速い成長を維持できるだけでなく、同時に構造を最適化できる。この範囲では、改革開放強化にとって操作の余地がある。
我々は経済成長の方面において、いわゆる「空中に漂う」とか「ハードランディング」といった言い方は主張しない。ハードランディングという言い方は、中央銀行にとってはインフレを指し、経済成長率を指すものではない。