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ログイン2015年4月15日
人民銀行は3月31日、「預金保険条例」(以下「条例」)の全文を公表し(公布は2月17日付)、5月1日から施行することを明らかにした。本稿は、同日発表された、国務院法制弁公室・人民銀行責任者の記者への質疑応答、及び4月1日の人民日報による人民銀行潘副行長インタビューの概要を紹介する。【6,492字】
はじめに
人民銀行は3月31日、「預金保険条例」(以下「条例」)の全文を公表し(公布は2月17日付)、5月1日から施行することを明らかにした。本稿は、同日発表された、国務院法制弁公室・人民銀行責任者の記者への質疑応答、及び4月1日の人民日報による人民銀行潘副行長インタビューの概要を紹介する。
1.国務院法制弁公室・人民銀行責任者の記者への質疑応答(3月31日)
(1)条例制定の必要性
預金保険制度は市場経済条件下で預金者の利益を保護する重要措置であり、金融セーフティネットの重要構成部分である。いわゆる預金保険は、預金を吸収する銀行(保険対象機関)が保険料を納付して預金保険基金を形成し、保険対象機関の経営に問題が出現したときには、預金保険基金管理機構が規定に基づき預金保険基金を使用して、預金者に対し遅滞なく償還を進め、かつ必要な措置を採用し預金及び預金保険基金の安全を擁護する制度である。
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