こんにちわ、ゲストさん
ログイン2003年2月10日
<金融> はじめに 2002年12月から2003年1月にかけて、多くの経済関連工作会議が開催された。その中でも、多くのエコノミストの関心事は、中央金融工作会議が開催されるかどうかであった。結果として会議は開催されなかったが、その理由は必ずしも明らかになっていない。その他の金融関連諸会議の内容も極めて限定的に報道されており、今後の金融改革の方向をめぐり、かなり深刻な議論があったのではないか、と想像される。本稿では、これまでの報道・論調を手掛かりに、金融改革について、何が問題となっているかを探っていくこととしたい。 中央金融工作会議とは? 過去、中央金融工作会議は、金融改革の重要事項を討議する際に開催されている。最近では、1997年と2002年に開催されており、それぞれアジア金融危機、中国のWTO加盟という内外情勢の大きな変化に対応し、今後の金融改革の基本方針を討議するために開かれた。中央金融工作会議の決定内容については、公開されず、主要なテーマがごく簡潔に報道されるに過ぎない。したがって、そこで何が決まったのかは、その後打ち出された政策を基に、逆に類推するしかない。1997年11月の会議では、 ユーザー登録がお済みの方ユーザー登録がお済みでない方有料記事閲覧および中国重要規定データベースのご利用は、ユーザー登録後にお手続きいただけます。 最近のレポート
|