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預金準備率引下げをめぐる論調

中国ビジネスレポート マクロ経済
田中 修

田中 修

有料

2015年5月7日

はじめに
人民銀行は4月20日から預金準備率を1ポイント引き下げた。2月以来2回目であり、今回は下げ幅も大きくなっている。本稿では、人民銀行の発表内容と人民銀行関係者の解説、エコノミストの論調を紹介する。

1.人民銀行の発表(4月19日)
2015年4月20日から、預金準備率を1ポイント引き下げる。
この基礎の上に、金融機関が構造調整を支援する能力を更に増強し、小型・零細企業、「三農」及び重大水利プロジェクト等への支援を強化するため、4月20日から、農村信用社・村鎮銀行等の農村金融機関に対して、別枠で預金準備率を1ポイント引き下げ、かつ農村合作銀行の預金準備率を農村信用社の水準まで統一的に引き下げる。
中国農業発展銀行に対して、別枠で預金準備率を2ポイント引き下げる。
慎重周到な経営の要求に符合し、かつ「三農」あるいは小型・零細企業への貸出が一定比率に達する国有銀行・商業銀行に対しては、同種機関の法定水準より0.5ポイント低い預金準備率を執行することができる。

2.人民銀行関係者の発言
(1)IMF通貨・金融委員会(IMFC)における周小川人民銀行行長の発言(4月19日)

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