（１）物価

①消費者物価
7月の消費者物価は前年同期比1.6％上昇し、上昇率は6月より0.2ポイント加速した[1]。都市は1.7％、農村は1.5％の上昇である。食品価格は2.7％上昇し（6月は1.9％）、非食品価格も1.1％上昇（6月は1.2％）している。衣類は2.9％、居住価格は0.8％上昇した[2]。

（参考）（2014年2.0％）12月1.5％→1月0.8％→2月1.4％→3月1.4％→4月1.5％→5月1.2％→6月1.4％→7月1.6％

1－7月期では、前年同期比1.3％上昇した。
前月比では、6月より0.3％上昇（6月は0.0％）した。食品価格は0.7％上昇（6月は－0.7％）し、物価への影響は約0.25ポイントであった。うち生鮮野菜は1.4％上昇（6月は－0.1％）した。果物は5.9％下落し、物価への影響は約－0.13ポイントであった。肉類及び肉製品は4.2％上昇し、物価への影響は約0.31ポイント（豚肉価格は9.9％上昇、物価への影響は約0.30ポイント）であった。水産品価格は0.1％下落し、卵価格は0.7％上昇した。非食品価格は0.1％上昇（6月は0.1％）、衣類は0.5％下落（6月は－0.1％）、居住価格は0.1％上昇（6月は0.0％）した。

食品・エネルギーを除いた消費者物価（コア消費者物価）は、前年同期比1.7％上昇（6月は1.7％）、前月比0.1％上昇（6月は0.1％）である[3]。1－7月期は1.5％上昇であった。