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ログイン2015年11月16日
本稿では、国家発展・改革委員会で長く5ヵ年計画編制を指導し、今回も党で重要な役割を果たしたとみられる、中央財経領導小組弁公室楊偉民副主任の記者会見(11月9日)の概要を紹介する。
はじめに
本稿では、11月3日に公表された、党5中全会における習近平総書記の第13次5ヵ年計画党中央建議案の説明のうち、総論部分と各論で具体的数値を示して解説している部分の概要を紹介する。
1.建議案での主要な考慮
建議案の起草に際しては、第13次5ヵ年計画期のわが国経済社会の発展の趨勢・要求を十分考慮した。
(1)第13次5ヵ年計画はわが国の経済発展が新常態に入って後の最初の5ヵ年計画であり、新常態に適応し、新常態を把握し、新常態をリードしなければならない
新常態の下、わが国経済の発展は速度の変化、構造の最適化、動力の転換の3大特徴で表現される。成長速度は、高速から中高速へ転換しなければならず、発展方式は規模・速度型から質・効率型に転換しなければならず、経済構造調整はフロー・能力拡大から主としてストック調整・フロー最適化の併存へと転換しなければならず、発展動力は主として資源・低コスト労働力等の要素投入への依存からイノベーション駆動に転換しなければならない 。
これらの変化は人の意志に基づく転移ではなく、わが国の経済発展の段階的特徴の必然的要求である。第13次5ヵ年計画期間の経済社会発展建議を制定するに際しては、これらの趨勢・要求を十分考慮し、新常態に適応し、新常態を把握し、新常態をリードするという総要求に基づいて戦略・計画を進めなければならない。
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