こんにちわ、ゲストさん
ログイン2014年5月14日
みなさん、こんにちは。東京コンサルティングファーム、フィリピン支店の田辺です。今回は、スタッフのモチベーションについて、お話をさせて頂きます。
スタッフのモチベーションを上げる方法は様々あると思います。報酬、やりがい、コミュニケーション、職場の人間関係、昇進、福利厚生、職場の雰囲気、得られる経験等々、星の数ほどあるでしょう。そのなかで、私が行った方法を今回1つご紹介させて頂きます。
もとはと言えば、私のリーダーシップ不足、コミュニケーション不足、組織的計画性の低さが招いたスタッフのオーバーワーク等から、組織のモチベーションが下がっていました。私は人知れず、この組織のモチベーションの低下に悩んでいました。マネージャーのポジションにある者は、その組織のモチベーションには非常に敏感になるものだと思います。自分のモチベーションの低下については、自分自身の仕事の行動量を上げていくことでよい結果を生み出し、いい評価をもらうことでまた行動量を上げようと思えるいいサイクルに入っていけるということは経験していました。しかし、組織のモチベーションを上げる方法はよく分かっていませんでした。
そのような中、ふと弊社で毎朝実施している研修の時間で、Accounting Managerのスタッフと議論をしました。
「私達の組織のMissionは何か?」
皆しばらく考え込みましたが、意見が出てこなかったので、そのままペンディングしておきました。そのかわり。オフィスにあるホワイトボードに「What is our mission?」と書いて、皆で考えようという雰囲気を作りました。その数日後の朝の研修の時間で、再度自分達のMissionを話し合ったところ、いくつかの意見が出てきました。それらをまとめると以下のようになりました。
Our mission
To contribute to the society
That is, our family, friends, neighbors, officemates and the people of the Philippines and of the world.
これが出てきたときには、何か子供でも生まれたような気分になりました。せっかくなので大きめの紙に太字で印刷し、オフィス内に掲げています。これは著者ジム・コリンズの「ビジョナリーカンパニー」に書いてあった、「小さい部署ごとでもMissionをもってよい。それが会社のMissionと方向性を同じくするものならば。」というものに則っています。
このMissionは私達フィリピン支店の背骨の思想になっており、地味に温かく私達のモチベーションを上げてくれています。これはスタッフも同じことを感じていました。それ以降、私も組織のモチベーションが下がってきて危ないな、という危機感はありません。それよりもむしろ、前向きにガツガツやっていこうという雰囲気が生まれてきています。
読者の皆様も組織のモチベーションが下がっていると感じたら、小さい部署ごとで構わないので、一度原点である自分たちのMissionを考えてみてはいかがでしょうか。自分の言葉で、自分の気持ちを表しているMissionであれば、きっと組織をモチベートしてくれるでしょう。
以上
Tokyo Consulting Firm
田辺 健太
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