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ログイン2013年11月7日
みなさん、こんにちは。東京コンサルティングファーム、インドネシアオフィスの長澤です。
タイでスタッフを雇った際に必要となること、今後必要なことについてお話しいたします。いざ人を雇うとばたばたとして、何から手をつけていいのか悩んでしまうかもしれません。ましてや海外であればなおさらそうかもしれませんね。
また、日本から新たな駐在員が来た場合も同様です。
タイのスタッフの中には現地スタッフの手続は知っていても、日本人などエクスパットの取り扱いにはなじみのない人も多いかもしれません。
スタッフを雇った場合には、雇用契約書の作成締結、就業規則がある場合には提示、職務既述書(ジョブ・ディスクリプション)の提示、社会保険手続き、PC等備品の用意などです。
職務既述書(ジョブ・ディスクリプション)については簡単に箇条書きにしてみせるだけでも、入社後の仕事のイメージが膨らむかと思います。
上記の大きな流れは各国共通ですが、社会保険、個人所得税の具体的な手続は多少異なります。社会保険、その後の個人所得税で必要な書類は概ね以下の通りです。駐在員のものも含めています。
◆社会保険/Social Security
・会社登録(※設立時のみ)/Company registration form:SOR.POR.SOR. 1-01
・新入社員の登録/New employee registration form:SOR.POR.SOR.1-03
・社員の退社/Resign employee form:SOR.POR.SOR 6-09
・月次の社会保険料納付書/Monthly payment form:SOR.POR.SOR.1-10
◆個人所得税/Individual Income Tax
・月次申告書/Monthly Payment form/ Monthly report for Individual(for revenue department, for Individual):PND1
・帰任時の委任状/Power of attorney for tax refund:TOR.5
・年次納税一覧/Annual Payment summary form:PND1 KOR
・年次確定申告/Annual tax return form(for usual, for revision):PND91(for usual)/PND94(for revision)
・納税番号申請書(※エキスパッツのみ)Tax ID registration form for foreign employees:LOR.POR10
実際には、手続き上の問題だけでなく、社員をどう育てるか、どう自社で働くことの意義を感じてもらえるか、こちらのほうが大変悩ましくもあり、思考錯誤のやりがいのあるところだと思います。
以上
Tokyo Consulting Firm
長澤 直毅
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