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中国(上海)自由貿易試験区が正式に発足-最新法令内容解説(後編)

中国ビジネスレポート 法務
劉 新宇

劉 新宇

有料

2013年10月30日

記事概要

中国(上海)自由貿易試験区が正式に発足-最新法令内容解説(前編)では、自由貿易区の概説と経緯について解説した。後編の本稿では、その具体的措置について解説するものとする。【7,996字】

中国(上海)自由貿易試験区が正式に発足-最新法令内容解説(前編)では、自由貿易区の概説と経緯について解説した。後編ではその具体的措置について解説するものとする。

三.具体的措置

1.貿易監督管理
「総体方案」は、自由貿易区における貿易面での「監督管理モデルのイノベーション、自由貿易区における貨物、サービスなど各種要素の自由な流通の促進」という主要な任務を確定させ、「一線の開放」、「二線の安全効率的管理」[1]の実施の推進、及び、税関、品質検査、工商、税務、外貨等の管理部門の協力を通じての監督管理の強化等の関連措置を打ち出した。その後、上海市政府は「上海管理規則」及び関連制度を発布し、貿易制度のイノベーション及び利便化に関する若干の管理措置を打ち出した。

ただし、「総体方案」における貿易及び船舶運送の面でのイノベーション措置は未だマクロ的政策であり、「上海管理規則」は基本的な管理措置のみである。両者の内容は概ね一致しており、具体的運用に関する細則は、各関係部門による更なる具体化を待たなければならない。

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