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ログイン2015年2月12日
要約
1)2014年に世界全体、中でも米国への直接投資(FDI)が減少しているなか、中国への直接投資が増加し続け、投資規模で初めて米国を抜き、世界一となった。
2)対中投資の出し手としてのベスト10(香港、シンガポール、台湾、日本、韓国、米国、ドイツ、イギリス、フランス、オランダ)の投資額は安定的拡大を示している一方、韓国、イギリスの順位上昇と日本、オランダの順位低下がみられた。
3)対中投資の業種構造の変化が進み、サービス業への投資額の割合は製造業へのそれを22ポイントも高い55.4%に達した。
4)2015年の対中投資は依然として安定的拡大を示していく一方、対外直接投資がさらに活発化し、中国の「純資本輸出国」としての傾向が強くなるだろうとみられる。
●注目されるUNCTADの発表
昨年後半以降、日本のマスコミでは「世界の投資マネーが中国から逃げ始めた」、「外資の相次ぐ中国撤退」といった報道が目立ち、「中国崩壊」の表れとして日本の対中投資の大幅減を挙げた論調もみられた。しかし、蓋を開けてみると、昨年中国への直接投資は米国へのそれを抜き、初めて世界一の規模となった。
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