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中韓FTAの締結の衝撃

中国ビジネスレポート マクロ経済
馬 成三

馬 成三

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2014年11月14日

記事概要

2014年11月10日、韓国青瓦台は北京で開かれた習近平国家主席と韓国の朴槿恵大統領との首脳会談で、中韓FTA交渉が実質的に妥結したと発表した。中国の国営通信社・新華社も同ニュースを伝えた。年内の仮署名、年明けの正式署名を経て、来年中の発効を目指すと伝えられている。【5,956字】

2014年11月10日、韓国青瓦台(大統領府)は北京で開かれた習近平国家主席と韓国の朴槿恵大統領との首脳会談で、中韓FTA交渉が実質的に妥結したと発表した。中国の国営通信社・新華社も同ニュースを伝えた。年内の仮署名、年明けの正式署名を経て、来年中の発効を目指すと伝えられている。
韓国側の発表によると、合意内容として商品、サービス、投資、金融、通信など両国経済全般を包括する計22分野でFTAが締結され、うち商品分野では品目数ベースで90%以上を開放することで合意した。中国は品目数91%、輸入額85%(1371億米ドル)を、韓国は品目数92%、輸入額91%(736億米ドル)について20年以内に関税を撤廃するという。

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