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第2の上海浦東新区を目指す天津濱海新区

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2006年6月11日

 
 
 
 
<マクロ経済>

第2の上海浦東新区を目指す天津濱海新区

 

藤田 康介

 

 中国政府は最近、天津に上海浦東新区に匹敵する新区の設立を行うことを発表し、中国のメディアでは大きく報道されている中国の第3の経済圏となる天津濱海新区について、今回は、この動向の速報をレポートしたい。 

 

 中国ではこれまで、深センや上海など華東から南のエリアでの経済圏発展が著しかった。特に深センの珠デルタエリア、上海を中心とする長江デルタエリアがそれに値する。80年代〜90年代にかけて発展したこれらエリアが中国全体にもたらした貢献度は非常に大きかった。 

 一方で、例えば中国の東北エリアは、もともとは中国の重工業発展の基礎を築いていたにも関わらず、最近は停滞が否めず、再開発の声が高まっていた。経済発展に関して、中国では「南高北低」というような声も聞かれるぐらいだ。また華東・華南と開発区があるにも関わらず、華北に関しては、まだ大規模な開発区がなく、今回の天津濱海新区に対する期待は非常に大きいことがわかる。 

 もちろん、中国政府中央も天津をまったく見逃していたというわけでもない。1986年の

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