こんにちわ、ゲストさん

ログイン

新「安全生産法」が企業にもたらす安全生産をめぐる新たな課題

中国ビジネスレポート 法務
金杜法律事務所

金杜法律事務所

有料

2021年8月31日

1.はじめに

新「安全生産法」(以下、「新法」という)は、2021年6月10日に採択され、9月1日より施行される予定である。振り返れば、2002年の「安全生産法」の施行から、中国では安全生産をめぐる問題が極めて重視されるようになり、対策が講じられてきたといえる。応急管理部が公開したデータによると、中国における生産安全事故による死亡者は、2002年に史上最多の約14万人となったが、2020年には2.71万人にまで減少し、約80%低減した。重大及び特大事故件数も最多となった2001年の140件から減少を続け、2020年には16件になり、88.6%減となっている[1]。しかしながら、安全生産事故が一旦発生すれば、人命及び財産の安全に及ぶ影響は非常に大きいため、安全生産の問題は監督管理を強化し続け、安全性の最低ラインを確保することが最も大切である。こうした背景のもと、新法は2回の審議を経て正式に公布された。本稿では、今回の新法改正のポイントについて分析し、新法が企業にもたらす新たな課題を解説するものとしたい。

このページの続きを閲覧するには、購読手続きが必要です

ユーザー登録後にログインし、購読手続きを行ってください。

ユーザー登録がお済みの方

Username or E-mail:
パスワード:
パスワードを忘れた方はコチラ

ユーザー登録がお済みでない方

有料記事閲覧および中国重要規定データベースのご利用は、ユーザー登録後にお手続きいただけます。
詳細は下の「ユーザー登録のご案内」をクリックして下さい。

ユーザー登録のご案内

単品購入について

ビジネスレポート、中国重要規定日本語訳の単品購読をご希望の方は、お問い合わせフォームよりご注文下さい。
折り返し、お見積金額、及びお支払い方法についてご連絡致します。

最近のレポート

ページトップへ