こんにちわ、ゲストさん
ログイン2004年10月10日
「日本人にとって、残業は日常茶飯事」というSさん。
果たして、中国の方々は、今後「残業」という問題にどう立ち向かうのでしょうか?
Sさん―(2)
以上は、日本人全体に対する私の所感でした。以下、この会社で3カ月間働いた際の体験を具体的にお話ししたいと思います。
1.仕事の能力について
この会社には非常に優秀なITエンジニアがおり、3カ月の間に、私自身随分といろいろな勉強をさせてもらいました。特に、プログラム設計の方面で私自身のレベルアップにつながり、今後の仕事に多いに役立ちます。
2.ドキュメント資料の整理について
日本人はプログラム開発を行う前に、大変多くの時間を費やして資料の整理を行いますが、資料の整理が完璧で、この会社のネットワーク上に載せられた○○の開発計画を見ると、非常に具体的で、修正が必要と思われる函数は全てドキュメントに列挙されています。ここでは、ドキュメントを見れば、具体的に何をやらなければならないのかが、誰にも一目瞭然なのです。以後の修正やメンテを行う上でも、大いに役立ちます。
3.仕事に取り組む姿勢について
日本人の仕事に対する真面目な態度は、この会社の誰もが皆真面目に仕事をしており、出勤時に無駄なおしゃべりはしないし、時間に対する観念も進んでおり、どの仕事はいつまでに完成しなければならないか、厳しく管理していて、ほとんどの人がその時間通りに仕事を完成しているといった具合です。
4.残業
日本人にとっては、残業は日常茶飯事で、ごく当たり前のことです。多分これは、日本の教育と社会の環境の賜物でしょう。ある人曰く、「日本人は、仕事中には仕事をせず、就業時間外に仕事をする」。果たして、この言葉が正しいかどうか?少なくとも、私が働いたこの会社では、皆昼間も一生懸命仕事をしていました。
日本に滞在した時間が短く、日本人のこともまだまだ理解できたとはいえませんが、今回の研修を通じて大変多くのことを学ぶことができました。
(2004年9月記・846字)
心弦社代表 田中則明
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