こんにちわ、ゲストさん

ログイン

インドのCSR活動

アジアビジネスレポート インド
TCF

TCF

有料

2014年3月6日

今回はインドのCSR活動について取り上げます。

インドでもCSR(Corporate Social Responsibility)、つまり社会への貢献という言葉を多く聞くようになりました。工場の近隣地域の貧しい人たちや教育が十分に受けられない人たちを支援する活動が企業の協力により行われます。
インドの優良企業で人事に成功して利益を増やす秘訣の一つは、CSR活動ではないか考えます。CSRは義務ではありませんが、発展途中で貧困層が多く残るインドだからこそ、活用する機会が多いと思います。今日は日系企業も今後見習うべきインド企業をご紹介致します。

TVS社は従業員4万人を誇るインドの大手二輪メーカーです。社会配慮活動を実施することを目的として Srinivasan Services Trustという機関(NGO)を設立しており、このトラストがCSR活動を行っています。そのトラストには約140人の従業員が務めており、そのうち約100人は農村部の現場にて常に社会活動に従事しているそうです。
農村地域の多くは農業従事者や日雇い労働者が多く、副業をすることができないためお金に困っている人が多いのが現状です。TVS社はこれらの地域の人々にスキルアップ支援をしています。たとえば、チャパティの作り方を教え、作ったチャパティを TVS社が購入することにより、彼らの持続性をサポートしている。活動の対象としては主に貧困線より下の人たちであり、特に女性が対象とされることが多いです。

農村部 TVS 社が行っている経済発展活動の一つは、貧困層が多い地域における Self Help Group(SHG)の形成及びこれらによる支援です。SHGは女性を対象に教育、健康、衛生プログラムの実施、銀行と連携して女性の資金借りの支援(ミクロファイナンス)等の活動を通じて、インドで一番社会地位の低い農村の女性をサポートしています。SHGの支援を受けて実施されているミクロ事業の例として、乳業、ガーメント、食品加工、蜂蜜づくり事業等があげられます。これに加え、SHGは女性に交流の場を与え、教育の機会を与える等もしています。

このページの続きを閲覧するには、購読手続きが必要です

ユーザー登録後にログインし、購読手続きを行ってください。

ユーザー登録がお済みの方

Username or E-mail:
パスワード:
パスワードを忘れた方はコチラ

ユーザー登録がお済みでない方

有料記事閲覧および中国重要規定データベースのご利用は、ユーザー登録後にお手続きいただけます。
詳細は下の「ユーザー登録のご案内」をクリックして下さい。

ユーザー登録のご案内

単品購入について

ビジネスレポート、中国重要規定日本語訳の単品購読をご希望の方は、お問い合わせフォームよりご注文下さい。
折り返し、お見積金額、及びお支払い方法についてご連絡致します。

最近のレポート

ページトップへ