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ログイン2015年10月16日
2015 年4月 16 日、マレーシア政府は新たな税制優遇措置である「プリンシパル・ハブ(PH)」の具体的内容を公表した。
PH とは、マレーシアの現地法人で、3 以上の外国法人に対して統括拠点としてのサービスを提供する企業のことである。
PH と認定された企業は、最長で 10 年間の優遇法人税率を享受できることとなる。
実際の優遇法人税率は年間事業支出額や雇用条件により0%、5%、10%の 3 段階に分けられる。
申請はマレーシア投資開発庁(MIDA)に対して行い、申請期間は 2015 年5月1日から 2018 年4月 30 日までの3年間となっている。
この新税制優遇制度の導入により、既存の地域統括会社(経営統括本社(OHQ)、国際的資材調達センター(IPC)、地域物流センター(RDC))が廃止されるため、既存の優遇継続や更新に関して混乱が生じる可能性があるため、MIDA やコンサルタントに相談されたい。
マレーシアの税制優遇措置は、現行において他の ASEAN諸国に比べて優位に立っているが、税制優遇の幅を広げることによりマレーシアへの企業誘致の加速化という意図がある。
以上
CaN International Group
News letter
2015 年6月号(Vol. 11)より一部転載
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