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ログイン2016年9月8日
中国では携帯電話の使用が厳禁とされる場所があります。いつでもどこでも好きなように携帯電話を使用する中国人が、一転してその使用禁止を主張する場所とはどこでしょうか?中国で携帯電話の使用が禁止される意外な場所に関する現場コラムです。
1.どこでも携帯で話すのが中国式
ここ中国では、公共の交通機関の中、たとえば、新幹線や飛行機の座席でも携帯で話すのはむしろ一般的です。周りの乗客もさほど気にしません。
中国人は、飛行機が着陸したまさにその瞬間に携帯電話の電源を入れます。中には着陸する前から電源を入れ、電波が入り次第すぐに話し始める人もいます。しかし、強者はさらに上を行きます。どこまでなら電波が届くのかと挑戦するかのごとく、離陸後も携帯電話で話し続ける人がいるのです。周りでその様子を見ていると、結構、電波は届くものだなと感心しそうになります。
2.携帯禁止の以外の場所
このように寛容ともいえる携帯電話の使用環境下にある中国人でも、一様に携帯電話の使用を中止する場所があります。もし知らずに携帯電話を使用していると、周りの中国人から一斉に注意を受ける場所、それは、・・・ガソリンスタンドです。中国人の多くは、ガソリンスタンドでは携帯電話を絶対に使用しません。なぜなら、それが非常に危険な行為であると頑なに信じているからです。同じ電波を発するなら、飛行機の中なども危険ではないかと思うのですが、飛行機の中ではなかなか携帯電話の使用をやめようとはしない中国人も、ガソリンスタンドでは頑なに携帯電話を使用せず、また周りにも使用させないように注意をし始めるのです。
中国人の友人:「携帯電話を使うと静電気が発生するかも知れない。ガソリンスタンドで携帯電話を使うと、静電気の影響でガソリンに引火し、爆発するかも知れない。自分の身を守るためにも、中国人はガソリンスタンドでの携帯電話使用禁止をやかましく言うんだよ」
中国では、ガソリンスタンドで喫煙している人には注意しなくとも、携帯電話の使用は厳しく注意されることとなります。
以 上
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