2012年1月1日より、上海では流通税改革の試行措置が実施されており、この適用地域が、年内に8省・直轄市に拡大される。流通税改革により、実務上の問題が生じる事例が多数見受けられる。上海での試行措置開始時に生じた主要な問題を解説する。【2,839字】

2012年7月1日より増値税輸出還付に関する基準の明確化が図られると共に、規制緩和が実施されている。当該通知・弁法により実施される規制緩和を本稿で解説する。【2,367字】

国際的な取引による日本と海外との二重課税が生じる場合には、外国税額控除制度を適用して、日本と海外との二重課税の調整を行います。今回は、外国税額控除制度の概要を解説します。【2,195字】

Q：当社では、中国において合弁会社を新設することを検討しています。合弁当事者（出資者）としては、外国企業（香港企業・台湾企業を含む）のみの新設会社となる予定です。会社の定款変更、増減資、合併・分割、清算・会社形態の重要な変更等の重要決議事項に関して、中国における決議要件はどのようになるのかを教えてください。【3,030字】

今回は、中国における三項基金の内容と実務上の留意点について解説する。【2,219字】

当社では、他社と共同で中国に合弁工場（合弁企業）を設立しようと計画しています。社内承認（機関決定）後、速やかに中国にて合弁工場の会社設立手続に入る予定ですが、工合弁工場を設立した場合、一般的に経済開発区から受けられる企業所得税（法人税）の優遇政策にはどのようなものがあるでしょうか？【2,375字】

国際的な取引による日本と海外との二重課税が生じる場合には、国内法と租税条約を確認して課税関係を確定します。今回は、その適用関係の具体例について解説します。【3,737字】

国際的な取引を行う場合、日本と海外との二重課税が生じる場合があります。今回は、その課税の仕組みや国内法における源泉徴収制度と租税条約の適用関係について解説します。【2,414字】