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ログイン2023年7月24日
1. 先週の為替相場レンジ(変動範囲)
始値 | 安値 | 高値 | 終値 | 変化率 | |
USD/JPY | 138.76 | 137.7 | 141.96 | 141.82 | +2.21% |
EUR/USD | 1.1236 | 1.1107 | 1.1276 | 1.1125 | ▲0.99% |
EUR/JPY | 155.93 | 154.88 | 158.05 | 157.8 | +1.20% |
USD/CNH | 7.1581 | 7.1486 | 7.2369 | 7.189 | +0.43% |
CNH/JPY | 19.39 | 19.18 | 19.76 | 19.73 | +1.75% |
2. 先週の為替相場サマリー
❖ 円安再開
USD/JPY
● ドル円は上昇。1ドル=138.76円からスタートすると、週初は植田日銀総裁が国債市場の機能低下に言及したことや、予想比で下振れた中国の4-6月期GDPなどを主因に上値の重い展開が続き、火曜日のNY時間に137.70円まで下落した。しかしその後は米国の底堅い指標が続く中で、年初来で最も安い水準にあったドルに次第に買戻しが入ると、同日のNY午後に139円台を回復、木曜日には強い米新規失業保険申請件数を受けて140円台へと値を戻した。金曜日にはブルームバーグが複数の関係者談として「YCC政策の副作用に緊急に対応する必要性は乏しいとみている。」と報道、円売りが加速し141円を突破、141.96円まで上値を伸ばしたのち、週末は高値圏の141.82円でクローズ。
● 先週末の予想は「上」で結果は「〇」。2022年初からの正答率は61.5%。
EUR/USD
● ユーロは下落。1ユーロ=1.1236ドルからスタートすると、週初は先週の流れを引き継ぎユーロ買いが優勢で火曜日に1.1276を記録。しかし次第にドルの買い戻しが優勢になると水曜日のNY時間に1.12を割り込んだ。
週末にかけては強い米新規失業保険申請件数など米国労働市場の強さが確認されユーロは一段と下落、1.1107を記録したのち1.1125でクローズ。
● 先週末の予想は「フラット」。2022年初からの正答率は60.0%。
USD/CNH
● ドル買いが優勢。1ドル=7.1581元からスタートすると、週初は予想より悪い中国4-6月期GDPを受けて人民元売りが優勢となった。さらに水曜日以降は年初来で最も安い水準にあったドルに買戻しが入るなかで、7.2369までドル高が進行。週末にかけては中国当局の外貨借入規制の緩和など間接的な人民元安対策の導入が公表されるなかで人民元は買い戻されたが、週初の水準には届かず、.1890でクローズ。
● 先週末の予想は「上」で結果は「〇」。2022年初からの正答率は65.1%。
本号は日本時間7月23日午前12時までの情報をもとに作成しています。
The FX Report, Weekly に関するお問い合わせは、株式会社トレジャリー・パートナーズにお願い申し上げます。
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