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The FX Report,Weekly(一部抜粋版)

中国ビジネスレポート 金融・貿易
戸田裕大

戸田裕大

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2023年12月18日

1. 先週の為替相場レンジ(変動範囲)

  始値 安値 高値 終値 変化率
USD/JPY 144.85 140.97 146.59 142.15 ▲1.86%
EUR/USD 1.0762 1.0741 1.101 1.0894 +1.23%
EUR/JPY 155.98 153.86 157.69 154.86 ▲0.72%
USD/CNH 7.182 7.0974 7.2001 7.1345 ▲0.66%
CNH/JPY 20.16 19.75 20.38 19.92 ▲1.19%

 

2. 先週の為替相場サマリー

❖ ドル安、円高

USD/JPY
● ドル円は一時140円台へ。1ドル=144.85円からスタートすると、週初は先週の流れを引き継ぎドル高・円安が進行、146.59円を記録。火曜日に発表された米国11月CPIは+3.1%と根強いインフレ圧力が確認されたものの、このレベルではドル円の上値が重く、木曜日早朝のFOMCを145円前半で迎えた。FOMCでは大方の予想に反し、メンバーによる2024年の3回の利下げ見通しが示され、且つパウエルFRB議長が利下げ議論の開始をアナウンスしたことでドルが急落、東京午前までに140.97円を記録した。その後は週末に向けて買い戻され142.15円でクローズ。
● 先週末の予想は上で結果は「×」。2022年初からの正答率は60.2%。

EUR/USD
● ユーロは上昇。1ユーロ=1.0762ドルからスタートすると、週初は方向感に欠ける展開で、木曜日早朝のFOMCを週初と大差のない1.0780レベルで迎えた。その後、前述のハト派なFOMCを受けてユーロは1.09台へと上伸。さらに欧州時間ではラガルドECB総裁が「ECB理事会において利下げを議論していない」とFRB比でタカ派な発言を受けてユーロは一時1.1010まで上昇。ただ週末にかけてはユーロ圏のファンダメンタルズの弱さが意識され1.0895まで値を戻してクローズ。
● 先週末の予想は下で結果は「×」。2022年初からの正答率は59.2%。

USD/CNH
● ドル売り優勢。1ドル=7.1820元からスタートすると、ユーロ同様、木曜日早朝のFOMCを週初と大差のない7.1870レベルで迎えた。その後、前述のハト派なFOMCを受けてドル売り7.13割れ。金曜日の欧州時間にかけて7.0974まで下落したのち、7.1345まで値を戻してクローズ。
● 先週末の予想は上で結果は「×」。2022年初からの正答率は60.5%。

本号は日本時間12月17日午前12時までの情報をもとに作成しています。

The FX Report, Weekly に関するお問い合わせは、株式会社トレジャリー・パートナーズにお願い申し上げます。
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