1. 先週の為替相場レンジ（変動範囲）

2. 先週の為替相場サマリー

❖ 日本円＆人民元安

USD/JPY
● ドル円は上昇後に下落。1ドル＝142.15円からスタートすると、火曜日の会合にて日銀が現行の金融政策を据え置いたこと、さらなる金融緩和の継続を示唆したことから急速に円安が進行、144.96円まで上昇した。しかし週央から週末にかけては英米のインフレ鈍化を示す追加材料が出てきたことも相まってドル円は下落に転じると、金曜日の東京時間に一時141.87円の今週安値を記録したのち、142.41円でクローズ。ドル円の上値の重さが目立った1週間となった。
● 先週末の予想は上で結果は「〇」。2022年初からの正答率は60.7％。

EUR/USD
● ユーロは上昇。1ユーロ＝1.0903ドルからスタートすると、週初からじり高の展開。水曜日には英国11月CPIが前年同月比で+3.9％まで鈍化していたことから対英ポンドでユーロ買いが強まると、木曜日には米国7-9月期のGDP確報値にてインフレ鈍化が確認されたこともユーロ高に寄与した。金曜日に一時1.1041の今週高値を記録したのち、高値圏となる1.1010でクローズ。
● 先週末の予想は下で結果は「×」。2022年初からの正答率は58.3％。

USD/CNH
● 人民元売りが優勢。1ドル＝7.1295元からスタートすると、火曜日のNY時間に人民元が買い戻され一時7.1191を記録する局面も見られたが、その後は米ドルが軟調に推移する中でも人民元は買われず、じりじりと元安が進み金曜日に7.1638を記録したのち、7.1530でクローズ。
● 先週末の予想は上で結果は「〇」。2022年初からの正答率は61.0％。

本号は日本時間12月24日午前12時までの情報をもとに作成しています。

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