1. 先週の為替相場レンジ（変動範囲）

2. 先週の為替相場サマリー

❖ 円安、ドル高

USD/JPY
● ドル円は大きく上昇。1ドル＝141.79円からスタートすると、日本10年債利回りが低下する中で円売りが強まり火曜日に143円を突破。注目の集まった木曜日NY時間の米7月CPIを143円70銭前後で迎えると、予想比で0.1ポイント下振れたことで初動はドル売りとなったが、次第にドル買いが強まり144円を突破。週末に掛けては一時145円に到達したのち、高値圏の144.96円でクローズ。
● 先週末の予想は「上」で結果は「〇」。2022年初からの正答率は61.8％。

EUR/USD
● ユーロは下落。1ユーロ＝1.1018ドルからスタートすると、先週からの流れを引き継いでやや上値の重い展開となり、火曜日のNY時間に1.0930の今週安値を記録。その後は木曜日の米国7月CPIに向けて上昇し、発表直後のドル売りで1.1065まで上昇したが、週末に掛けては再度上値の重い展開となり1.0944まで値を下げてクローズした。
● 先週末の予想は「フラット」。2022年初からの正答率は59.6％。

USD/CNH
● ドル買いが優勢。1ドル＝7.1817元からスタートすると、週初からドル買いが強まり早々に7.20を突破。水曜日には中国の7月物価指標が発表されデフレ入りを確認、木曜日には中国人の海外への団体旅行が解禁されるなど国外への出費が拡大することも連想され、人民元を買う材料が見当たらない中、7.2631まで上昇したのちドルの高値圏7.2602でクローズ。
● 先週末の予想は「上」で結果は「〇」。2022年初からの正答率は66.2％。

本号は日本時間8月13日午前12時までの情報をもとに作成しています。

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