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ログイン2023年11月6日
1. 先週の為替相場レンジ(変動範囲)
始値 | 安値 | 高値 | 終値 | 変化率 | |
USD/JPY | 149.54 | 148.81 | 151.74 | 149.37 | ▲0.11% |
EUR/USD | 1.0569 | 1.0518 | 1.0747 | 1.0729 | +1.51% |
EUR/JPY | 158.33 | 157.7 | 160.85 | 160.26 | +1.22% |
USD/CNH | 7.3301 | 7.2851 | 7.3441 | 7.2873 | ▲0.58% |
CNH/JPY | 20.41 | 20.32 | 20.67 | 20.49 | +0.41% |
2. 先週の為替相場サマリー
❖ ドル安
USD/JPY
● ドル円は上値を伸ばしたのち、反落。1ドル=149.54円からスタートすると、月曜日のNY時間に日経新聞より日銀会合におけるYCC修正のリーク記事が公開されたことで円買いが進み一時148.81円を記録。迎えた火曜日の日銀会合では10年債利回りの誘導目標が±0.50%前後から+1.0%へと変更されたが、大規模な金融緩和が継続されたことで円売りが優勢、150円を突破した。また同日夜に財務省より直近1ヵ月間において為替介入が実施されていないことが伝わると、さらに円売りが強まり一時151.74円を記録。翌水曜日はFOMCを迎え米国の金融政策据え置きが伝わると米長期金利が反落、ドル売りが強まり151円を割り込んだ。金曜日には米10月雇用統計が発表され、全体的に利上げの効果による労働市場の緩みが確認できる結果で、一段と米長期金利が低下するとドル円は週初よりも小幅に安い149.37円まで値を下げてクローズ。
● 先週末の予想は下で結果は「〇」。2022年初からの正答率は62.3%。
EUR/USD
● ユーロは上昇。1ユーロ=1.0569ドルからスタートすると、米長期金利の低下を背景にユーロの買い戻しが進む場面も見られたが、火曜日に発表されたユーロ圏の消費者物価の急落や、GDPの四半期マイナス成長が伝わり再びユーロ売りが加速、1.0518を記録した。しかし水曜日にFOMCを迎え、米長期金利が一段と下落するとユーロは買戻しが優勢となり1.06台へと回復。さらに週末の弱めの米10月雇用統計を受けて一段とドル売りが鮮明になる中、ユーロは1.07を突破し1.0747を記録したのち、高値圏の1.0729でクローズ。
● 先週末の予想はフラット。2022年初からの正答率は60.6%。
USD/CNH
● 人民元は買戻しが優勢。1ドル=7.3301元からスタートすると、これまで人為的にドル高を抑制してきた反動か全体的にドル売りが優勢となる中でも小動きが続いた。拮抗が崩れたのは週末の米10月雇用統計、7.3250レベルで発表を迎えると弱い数値に反応して7.2851までドル売りが進み、そのままドルの安値圏である7.2873でクローズ。
● 先週末の予想は下で結果は「〇」。2022年初からの正答率は63.0%。
本号は日本時間11月5日午前12時までの情報をもとに作成しています。
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