1.先週の為替相場レンジ（変動範囲）

2. 先週の為替相場サマリー

❖ 大きく円安が進行

USD/JPY
● ドル円は上昇。1ドル＝139.31円からスタートし、火曜日NY時間の弱い米5月CPIを受けて一時139.01円まで
下落。その後は水曜日NY午後のFOMCにおいて今年あと2回の利上げ見通しが示されたことでドル買い優勢と
なり140円台へ、翌朝の東京時間には一時141円台へと上昇した。週末は日銀金融政策決定会合にて金融政
策の据え置きがしばらく続くことが伝わると141.92円まで上値を伸ばし、そのまま高値圏の141.82円でクロー
ズ。
● 先週末の予想は「やや下」で結果は「×」。2022年初からの正答率は62.3％。

EUR/USD
● ユーロは上昇。1ユーロ＝1.0754ドルからスタートすると、米5月CPI、FOMCを消化してなおじり高の展開が続
き1.08丁度レベルでECBを迎えた。ECBでは想定通り0.25％の利上げ実施となったが、併せて7月追加利上げ
の示唆もあり上値を伸ばし1.09台まで上昇。週末は1.0971まで上値を伸ばしたあと、高値圏の1.0943でクロー
ズ。
● 先週末の予想は「上」で結果は「〇」。2022年初からの正答率は63.5％。

USD/CNH
● ドルは反落。1ドル＝7.1400元からスタートすると、米5月CPI、FOMCをこなしながらもドルじり高の展開が続き
木曜日に7.1922の今週高値を記録。しかしその後はドル売りが優勢となる中で人民元は買い戻され7.1042を
記録したのち、週初より小幅に低い7.1288でクローズ。
● 先週末の予想は「上」で結果は「×」。2022年初からの正答率は66.1％。

本号は日本時間6月18日午前12時までの情報をもとに作成しています。
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