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ログイン2023年7月31日
1. 先週の為替相場レンジ(変動範囲)
始値 | 安値 | 高値 | 終値 | 変化率 | |
USD/JPY | 141.69 | 138.07 | 141.81 | 141.15 | ▲0.38 |
EUR/USD | 1.1127 | 1.0943 | 1.115 | 1.1015 | ▲1.01 |
EUR/JPY | 157.67 | 151.4 | 157.79 | 155.48 | ▲1.39 |
USD/CNH | 7.1708 | 7.1161 | 7.2134 | 7.1515 | ▲0.27 |
CNH/JPY | 19.73 | 19.29 | 19.87 | 19.73 | ▲0.00 |
2. 先週の為替相場サマリー
❖ 円の買い戻しが優勢
USD/JPY
● ドル円は小幅に下落。1ドル=141.69円からスタートすると、週初は日銀のCC修正観測からか上値の重い展開となり欧州時間に141円を割り込んだ。水曜日のFOMCでは大方の想定通り0.25%の利上げ実施となったが、反応は限定的でじり安が継続、140円を下回った。木曜日に入ると一転して買い戻しが優勢となり、且つ強い米4-6月期のGDPにも支えられ141円を回復したが、早朝2時に日経新聞が日銀のYCC修正をリーク、これに反応し一気に139円を割り込む動きとなった。迎えた日銀金融政策決定会合ではYCCの上限を実質的に1.0%まで引き上げる措置が公表され、直後は上下に荒い値動きとなり一時138.07円まで下落する局面も見られたが、最終的には緩和継続が意識され円安へと回帰、141.15円まで大幅に値を戻してクローズしている。
● 先週末の予想は「上」で結果は「×」。2022年初からの正答率は60.6%。
EUR/USD
● ユーロは下落。1ユーロ=1.1127ドルからスタートすると、週初は弱いユーロ圏7月PMIを受けて軟調に推移し1.1050レベルまで下落。木曜日早朝のFOMCを通過すると次第に買い戻し優勢となり週初と同水準で注目のECBを迎えた。ECBでは想定通り0.25%の利上げ実施したものの、「次回は据え置きもあり得る」とのラガルド総裁の発言を受けて急落、1.10を割り込み金曜日の欧州時間に掛けて1.0943まで下落した。週末に掛けては緩やかに反発し1.1015レベルでクローズ。
● 先週末の予想は「上」で結果は「×」。2022年初からの正答率は58.9%。
USD/CNH
● ドル買いが優勢。1ドル=7.1708元からスタートすると、週初はドル買い優勢で7.2134まで上昇。しかしその後は、中銀の総裁に同行の共産党委員会書記を務める潘功勝氏が就任との報が伝わる中で、政策修正への期待と、全体的なドル売りから反落した。木曜日の東京時間には一時7.1161まで下落したが、週末に掛けては緩やかに反発し7.1515レベルでクローズ。
● 先週末の予想は「フラット」。2022年初からの正答率は65.1%。
本号は日本時間7月30日午前12時までの情報をもとに作成しています。
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