1. 先週の為替相場レンジ（変動範囲）

2. 先週の為替相場サマリー

❖ 小幅にドル高が進行

USD/JPY
● ドル円は上昇。イスラエル、パレスチナ情勢の変化から、週初は149.07円と下窓を開けてオープン。前週から続くドル売りの流れも加わり、火曜日のアジア時間に148.16円の安値を記録した。しかしその後は水曜日の米国9月PPI、木曜日のCPIが共に予想比で上振れたこともありドルの買い戻しが優勢となり、且つ日本円を積極的に買い戻す材料がない中でドル円は週初の水準を回復、金曜日の早朝に149.88円の高値をつけた。週末にかけては利食い売りが優勢となり149.57円でクローズ。
● 先週末の予想はやや下で結果は「×」。2022年初からの正答率は61.3％。

EUR/USD
● ユーロは下落。1ユーロ＝1.0563ドルからスタートすると、前週から続くドル売りの流れが継続し木曜日の欧州時間に1.0640の高値を記録。その後、米9月CPIの上振れをきっかけにドルの買い戻し、ユーロ売りが再燃、金曜日には一時1.0495を記録したのち安値圏の1.0510でクローズ。
● 先週末の予想はやや上で結果は「×」。2022年初からの正答率は61.5％。

USD/CNH
● 人民元は小幅に下落。1ドル＝7.3085元からスタートすると、前週から続くドル売りの流れが継続し火曜日のアジア時間に7.2700を記録。しかしその後は米国の各種インフレ指標の上振れに加えて、有事のドル買いも強まり、週初よりもややドル高水準の7.3115でクローズ。
● 先週末の予想は下で「×」。2022年初からの正答率は64.3％。

本号は日本時間10月15日午前12時までの情報をもとに作成しています。

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