1. 先週の為替相場レンジ（変動範囲）

2. 先週の為替相場サマリー

❖ 円安、ドル安

USD/JPY
● ドル円は小幅に上昇。1ドル＝149.49円からスタートすると、変動率は低いながらもターゲットとなる150円を目掛けてじり高。火曜日のガザ地区の病院爆破や、木曜日のパウエルFRB議長講演で反落する場面も見られたが、下げは一瞬ですぐに値を戻す相場が続いた。金曜日の欧州時間に一時150.05円まで上昇したのち、週末は149.84円でクローズ。
● 先週末の予想はやや下で結果は「〇」。2022年初からの正答率は61.8％。

EUR/USD
● ユーロは上昇。1ユーロ＝1.0507ドルからスタートすると、週初はドル売り優勢のなか、火曜日のNY時間に1.06目前まで上昇。その後は米長期金利を睨みながらもみ合いが続いた。注目を集めた木曜日のパウエルFRB議長講演では同氏が金融引き締めを強調する姿勢を示す一方で、現在の中東における地政学リスクや労働市場の過熱感がやや落ち着いてきていることにも言及したことから今週の高値となる1.0615を記録。週末に掛けても底堅く推移し1.0593でクローズ。
● 先週末の予想はフラット。2022年初からの正答率は61.5％。

USD/CNH
● 人民元は小幅に下落。1ドル＝7.3085元からスタートし週初は人民元安が進んだが、水曜日に発表された中国7-9月GDPが前年同期比+4.9％と想定より強く人民元の買戻しが進み7.3048を記録。その後はドル買いが強まる中で木曜日の欧州時間に7.3469まで上昇すると、週末は米長期金利の一服につれて7.3260まで低下しクローズ。
● 先週末の予想は下で「×」。2022年初からの正答率は63.4％。

本号は日本時間10月22日午前12時までの情報をもとに作成しています。

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