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貿易・国際取引・外国為替ハンドブック

国際ビジネスレポート 外為・貿易実務
甲良 親弘

甲良 親弘

有料

2021年7月14日

この度、「貿易・国際取引・外国為替ハンドブック」を執筆いたしました。今まで私が手がけてきた銀行等での輸出入取引、貿易金融(トレードファイナンス)、海外事業投資、外国為替業務、海外との決済業務、保証取引等に関するビジネス経験を振り返りながら、そのノウハウを書き留めることにより、少しでも皆様のお役に立てないかとの思いから執筆しました。

 本書は上記のビジネスを進める上でポイントとなる事項について、要点を絞って取りまとめています。また実際に使用されているファイナンスの手法や留意点についても記載しました。読者の対象としては、金融機関で貿易・国際関係の仕事に携われておられる方(これから携われる方も含む)、企業の財務部等にて貿易業務や外国為替業務を担当されておられる方、または大学等で貿易金融や国際的なファイナンス業務の研究をされておられる方、企業の営業の方でこの分野のファイナンス知識を深めたいと思われておる方、等々を想定しています。内容は出来るだけ実務的な内容となるように心がけています。

 本書の中にある各項目については、各々抽出すれば1冊の本がかけるくらい中身が深いものかと思います。しかしながら、忙しいビジネスパーソンにとっては、それを一つずつ勉強・研究している時間は限られています。また、理解しなければならない事項も多岐に亘ってきます。そうした方々の為に、輸出入取引・外国為替の概略、信用状及びその関連書類に関する説明、輸出入や保証状の取引について、大切な部分を比較的短時間で理解・確認することを目的に作成しています。

 この本を一読頂ければ、貿易・国際取引、外国為替や保証状の取引に関する全体像とポイントがつかめるものと思います。本のはじめから全て読むという形ではなく、必要なところを拾い読みしていただても良いと思います。この分野にある程度経験がある方にとっても、確認・復習にもなるでしょう。

 一口に「貿易取引」「海外投資」「外国為替」ないしは「保証業務」といっても、これらは非常に広範囲に及びますが、基本的なフレームワーク及び全体像を頭にいれておくことがとても大切です。例えば貿易取引においては、取扱する書類・取引の種類も多く、少量多品種の取引なので、それぞれの取引がどのように機能しているか、頭が混乱しがちです。私も若い頃に手がけ始めた時は、書類取引が実際のどのようなことと関連しているのか、よく混乱した記憶があります。金融機関の内部でも、担当が細分化され自らが直接担当する業務以外の分野は意外にわからなかったりすることも多くあります。

 なお本冊子は、筆者の知識・経験や信頼できると思われる各種情報を元に、筆者自身の分析により作成したものです。内容については最大限正確であることを期していますが、内容についてその正確性を保証するものではありません。そのため筆者は本冊子の解釈・内容、この本から起因する損害賠償等に対しては一切責任を負うことはできません。また、本書の内容は筆者が今までに所属した各社とは一切関係ありません。実際のお取引を進める上では、皆様自身でご判断した上でお取引していただきますようお願いします。

 皆様のお手元に置いてご活用いただければ幸甚です。

2021年3月
甲良 親弘

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