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中国各地で最低賃金が大幅上昇

中国ビジネスレポート 法務
王 穏

王 穏

有料

2013年9月3日

記事概要

「2020年都市部住民平均所得倍増計画」の実現を明確にして以来、各省直轄市の最低賃金調整のペースは明らかに加速している。2013年各地区における最新賃金基準を紹介する。【1,809字】

■ 「2020年都市部住民平均所得倍増計画」の実現を明確にして以来、各省直轄市の最低賃金調整のペースは明らかに加速。
■ これにより賃金そのものに大きな影響はないものの、この指標を一種の賃上げベースと捉え、相応の自己給与アップを期待している人が多い。

2013年に入ってから、北京、陝西、浙江3地区でまず最低賃金が引き上げられ、7月1日より、江蘇、四川、遼寧、安徽の4省でも引き上げられた。なかでも、江蘇省の一類地区では従来の1320元(単位は人民元、以下同じ)から1480元に、四川省は4等級ある基準のうち、最高を1200元に調整、遼寧省の一類地区では、1100元から1300元に、安徽省では従来の6等級を4等級に調整し、最高を1260元に調整した。
2013年7月1日時点において、上海、広東、天津、浙江、北京、山東、山西、河南、江西、広西、深セン、甘、陝西、貴州、新疆、江蘇、四川、遼寧、安徽の19の省と直轄市が相次いで上方調整した。

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