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中国7省市で外商独資病院の設立試行へ

中国ビジネスレポート 法務
王 穏

王 穏

有料

2014年9月26日

記事概要

【1,860字】

中国ではここ数年来、政策面での開放を進めているが、その一環として、外資企業の医療業界進出の道も開けてきた。しかし、その許認可手続きは煩雑を極め、関連する細則も具体化されていない等の要因により、実際には中国における外商独資病院の発展は緩慢である。中国衛生・計画生育委員会と商務部はこのほど、『外資独資病院設立の試行業務展開に関する通達』(以下『通達』という)を共同公布し7つの省と市で外商独資病院設立の試行業務を決定した。これにより、外資病院の発展が加速することが期待される。日本の医療機関は世界一流の経営管理レベルと医療技術を有しており、また中国には日系企業も多く、投資環境も成熟、安定している。今回の『通達』により、日系企業の医療領域への進出が促進されるだろう。

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